いつも、いつでも。(日乱好きさんに適当な数のお題)


 それは望むか、望まないかの話ではない。
 そんなものは最初から決まってしまっているから、決まってしまっているのだけれど、そこまで望んでしまうことは出来ない。
 だって、常に自分の隣に居る女がそんなことを望んでいると知ったら、あなたはきっと気分が悪いでしょう。
 だから。
 愛して欲しいなんて、言ったりしない。
 気持ちが、想いが、今以上これ以上欲しいなんて言わない。
 向けられる信頼を感じるだけで、なんて幸せだと。
 今日も隣に居られることが奇跡のように幸せだと、思わせてくれるあなただから。
 ただあたしは、あたしのこの想いを、この気持ちを、すべてあなたに捧げていたいだけ。
 あたしのすべてをあなたに預けたいと……残したいと思うだけ。
 例えば志半ばで倒れてしまう日が来ても、毎日隣に居て、毎日偽らない想いを伝えていられたら、あたしにとってのあなたの価値は、いつまでもあなたの中に残るかもしれない。
 後に残すとしたらそれだけで良い。
 だから、こんな愛しいほどの想いも、口には出さない。
 その代わり、明日も、明後日も、ずっとずっと隣に居ます。
 あなたの隣であたしは笑っています。
 あなたの隣で仕事をして、不平不満を平気でぶつけて、それでも幸せな顔をしています。
 言葉で伝えなくても、あたしにとってあなたがどんな存在なのか分かるくらいに。